篠田 大介
Daisuke Shinoda

幼少よりピアノやブラスバンドを、中学生の頃からギター、作曲を始める。
高校時代はバンドやエレキギターに熱中し、スティーヴ・ヴァイやエリック・ジョンソンといったギタリストに傾倒する。

その後、音楽を一生の仕事とする上で、クラシックの作曲技法をきちんと学ぶことが必須だと考え、東京芸術大学を目指す。

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業、大学院修了後、CM音楽を軸にプロとしてのキャリアをスタートさせる。

以降、映画、テレビ、アニメーション、CM、VP、ゲームなどの音楽の作曲・編曲の他、コンサートやレコーディングのためのオーケストラアレンジも多く手がける。

2020年には、第43回日本アカデミー賞において「優秀音楽賞」を受賞(映画「蜜蜂と遠雷」劇中音楽)。
また、2020年6月公開予定のアニメーション映画「さよなら、ティラノ【監督:静野孔文、音楽:坂本龍一】」のサウンドトラックではAdditional Arrangerとして坂本龍一氏の楽曲を多数アレンジし、同氏より非常に高い評価を受ける。

また自身の邦楽器作品はNHK­FMの伝統音楽番組「邦楽百番」で放送されるなど、現代邦楽界の新たな境地を切り拓く作曲家としても期待されている。

重厚でシンフォニックなオーケストラサウンドとギターをコラボレーションした作風を最も得意とし、自身の殆どの作品で自らギターを演奏している。また、コンピュータを駆使したエレクトロニックサウンドから生の和楽器を多用した作品まで、多様な世界観を生み出すことが出来る稀有な作曲家である。