1982年11月1日 ブラジル・サンパウロ市生まれ。


母は東京芸術大学邦楽科卒の、三味線奏者。
幼少よりピアノを、小学生からブラスバンドを、中学生の頃からギター、作曲を始める。ミスチルが大好きだった。
中学高校は都内の進学校に通っていたが、中学三年生の卒業論文で、作曲した作品を提出。優秀賞を得る。


高校時代からエレキギターやバンド活動に熱中し、スティーヴ・ヴァイ、エリック・ジョンソンのようなテクニカルなソロギタリスト、また、SIAM SHADEやレッド・チリ・ホットペッパーズなどのロックバンドに傾倒する。
ケンタッキーフライドチキンでバイトをして、機材代やスタジオ代を稼ぎながら、ギターの練習とバンドの練習に明け暮れる。
高校二年生から、プロのギタリストになりたいと思い、スタジオミュージシャンにレッスンを受ける。
一時、スタジオミュージシャンの道を考える。また、それと平行して同時期にクラシック和声のレッスンも受ける。


その後、シェーンベルクの弦楽作品や、ラヴェルのピアノ作品に出会い、感銘を受ける。
また、フランス留学から帰国した先生と出会い、本場の和声を見せてもらい、その美しさに感激する。
その後悩んだ末、「音楽を一生やる上で、クラシックの作曲技法をきちんと学ぶことが必須」だと考え、
高校三年生の冬頃に、浪人覚悟で東京芸術大学を目指すことを決意。ギターからは一時離れる。


東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。


在学中は現代音楽を勉強し作曲するも、なかなか自分には向いてないのではないかと苦しむ。
大学院の頃から、将来は自分のやって来た幅広い音楽性を活かした仕事がしたいと考え、
CM音楽や映画音楽に行き着く。
その頃からLogicを始め、劇伴作曲家の佐橋俊彦氏のアシスタント業を始める。


2011年5月から11月の間、CM音楽制作会社Mr.Musicに在籍し、多数のCM音楽を担当。


現在、フリーの作曲家として、オーケストラ、シンセサイザー、打ち込み、エレキギター、邦楽器などを用い、CM音楽、TV番組のテーマ音楽、映画音楽、純音楽など国内、海外問わず、幅広いクライアントと仕事をしている。


豊かなメロディーを活かしたファンタジックな音楽には定評があり、クライアントの様々な要望に応えてきている。
作品によっては自身でエレキギターの演奏を行い、また日本音楽集団という邦楽器演奏家たちとの多彩な演奏会活動、さらに芸大で培ったオーケストレーションの技術などを活かし、得意とする楽曲は、バンドサウンドから邦楽作品、フルオーケストラといった幅広いものとなっている。